ほのかな灯りの間接照明で
日々の暮らしに上質な豊かさを

design 2018.09.27

ワンランク上の生活を提案する間接照明。照明器具の光を壁や天井などに当て、その反射光で室内を照らす方法です。間接照明を設置することで、ホテルやレストランのような空間を演出できるほか、やわらかな光で目に優しい、リラックス度が高まるなど身体的にも精神的にもいい影響があるといわれています。そこで、間接照明の効果を知って上手に取り入れ、日々の暮らしに豊かさをプラスしましょう。

間接照明のさまざまな効果

間接照明は、バウンド光(照明器具からの光を壁や天井に当てた跳ね返りの光)による部屋全体を包み込むような穏やかな光が特徴です。光がダイレクトに目に入らず、眩しさが軽減されるため、目に優しいというメリットがあります。さらに、部屋全体が落ち着いたムードになることでヒーリング効果もアップ。寝室に設置すれば、気分をリラックスさせてくれ、安らかな眠りにつくことができるでしょう。

また、部屋を広く見せる効果もあります。天井に設置した照明は、部屋全体を均一の明るさで照らしますが、凹凸のないのっぺりとした雰囲気になりがちです。一方、間接照明は壁や天井、フロアといった空間の特定部分を明るくし、照らされたものの陰影を浮かびあがらせます。その結果、明るい部分と暗い部分により立体感が生まれ、実際よりも空間を広く感じさせるのです。

光が天井に向かう照明ならば目線を上の方へ向けさせ、壁を照らす照明であれば壁に飾られた絵画や写真、壁自体がアクセントになります。間接照明は、このような視覚効果で空間にメリハリをつけることもでき、魅力的な印象を残すことも可能です。

間接照明の効果を高めるテクニック

間接照明の効果を高めるテクニックとして、スポットライトやスタンドライトと組み合わせるなど、一室多灯を意識するといいでしょう。それらの設置場所や光を当てる方向などにより、空間の表情をガラリと変えることができます。例えば、天井や壁の間接照明にプラスして、テレビの裏や両脇を光で照らせば、幻想的な雰囲気を醸すホームシアターになるなど。

また、光の反射幅の調整もテクニックのひとつです。これは、光源の角度とそれを隠す部分の幅によって決まるため、部屋全体をほのかな光で包んだり、ある特定のエリアに光を灯したりすることができます。

そして、効果を最大限にするポイントは壁。反射を生かすために明るめの色や、ウッド・レンガなどの質感のある素材を使うことをおすすめします。さらに電球色にも気を配りましょう。間接照明には、人を生き生きと活動的にさせる青白い光ではなく、ゆったりとしたリラックス気分をもたらすオレンジ色が最適です。ダイニングなどには、料理の色を鮮やかに見せる青白い光でおいしさを引き立たせましょう。

こうしたさまざまな演出が楽しめるのも間接照明ならではの醍醐味。まずは、その部屋でどんな風に過ごしたいかをイメージすることからはじめてみてください。

ライティングでエクステリアを華麗に演出

日常に豊かさをプラスするなら、室内の光だけでなく屋外のライティングも取り入れることをおすすめします。夜の帰宅時に灯された外構やガーデンを見ればホッと安らぎ、光で包まれた庭を見ながら夕食をいただけば疲れを癒す至福の時間になるでしょう。また、ガーデンライトは暗がりに明かりが灯されるため、安全性や防犯性が高まる利点もあります。

手軽にできる方法はスポットライトの活用です。樹木に下から光を当てるとその陰影が外壁に映し出され、幻想的な雰囲気を演出できます。逆に、壁面に光を当てると樹木のシルエットが浮かび上がり、エレガントな雰囲気に。花壇などには上から光を当て、見せたい場所に視線を集めるといったアクセントにしてもいいですね。照らし方の工夫次第で、エクステリアの多様な表情を楽しめるでしょう。

このように間接照明は暮らしをワンランクアップさせる秀逸なアイテム。新築の注文住宅であれば照明配置も自由に設計することができます。照明のコーディネートも含め、ぜひルカーサデザインにご相談ください。

Architect Interview

大松 篤郎 西川 大祐
LUCASA DESIGNHEAD OFFICE・杉並ショールーム

〒168-0081 東京都杉並区宮前5-19-1
tel:03-5336-6895 fax:03-5370-1380