彩りと潤いに包まれるグリーンに満ちた空間で暮らそう

design 2018.09.28

室内装飾の新しいトレンド「ボタニカルインテリア」。植物をモチーフとした小物やデザインを取り入れたインテリアのことです。アイテムは観葉植物をはじめ、フェイクグリーン、植物柄の壁紙やファブリックなど。自然の様相を空間に溶け込ませることで、生活感のある室内をスタイリッシュな雰囲気にさせ、さまざまな変化を与えることができるのが魅力です。生きた植物であれば空気もクリーンになり、室内にフレッシュな華やぎをもたらしてくれるでしょう。

自然の中にいるようなリラックス空間を実現

ボタニカルインテリアにおいて人気の観葉植物。目の疲れを和らげ、ヒーリング効果も得られます。また、植物から出るマイナスイオンで空気清浄や、吸い上げた水を水蒸気として排出する蒸散で加湿の役目も期待できます。心身にやさしい観葉植物が室内にあれば、リラックス度がひときわアップするでしょう。

観葉植物はインテリアのアクセントカラーとしても利用でき、さまざまな色味のボタニカルインテリアと組み合わせて部屋を彩ることができます。グリーンをバランスよく配置するには、まず空間のスタイルに合わせた植物選びが必要です。

例えば、ヴィンテージモダンといわれる室内は、レンガやコンクリートの壁、レザーなどのヴィンテージ家具が中心となる空間。そうした重厚感のある家具と調和するには、濃い目の色味で存在感のある植物がいいでしょう。グリーンを取り入れることで、重たい空気感に柔らかさがプラスされ、親しみやすいスペースが創出されます。

もうひとつの例としては、リゾートナチュラルがあります。開放感たっぷりのリゾート地を彷彿とさせる空間は、のんびりと過ごせる穏やかなムードを漂わせたいもの。葉先が細くなるヤシ系の植物や一枚の葉が大きく丸みを帯びているものが最適です。涼しげな印象のグリーンがとてもマッチします。

手軽&気軽に楽しめるボタニカルインテリア

ここ数年、話題となっているエアープランツは、ボタニカルインテリアのなかでも新しいアイテムです。土植えの必要がなく、比較的手間がかからないことで知られています。また、一風変わったフォルムのものが多く、その姿を生かした多彩なディスプレイにも注目が集まっています。

エアープランツは、山の中や砂漠の岩や木に付着して生息しているため、葉が空気中の水分を吸収する性質を持っています。そのため、(種類によって多少違いはありますが)霧吹きで葉に水を吹きかける程度の水やりでOK。しかも、その頻度は週に1〜2回ととても低いのです。このようなケアであれば、多忙な方でも植物をインテリアとして活用できるでしょう。飾り方は、吊るしたり、パーテンションに引っ掛けたり、ガラスの器に入れたりなど。フォルムによっては、テーブルにそのままゴロンと置いておくのもさまになります。

また、ドライフラワーも手入れの手間がかからないボタニカルインテリアです。季節を問わず部屋に飾ることができるのも嬉しいポイント。いくつかのドライフラワーを並べて壁にかけたり、床置きの大きな花瓶にさしたり、カゴや瓶に詰めたりなど、空間のワンポイントの彩りとして、好みの飾り方を見つけてくださいね。

樹木やライティングなど庭にもこだわりたい

樹木や花で囲まれた家は、住む人だけでなく通りすがりの人の心も癒します。多彩なボタニカルインテリアで空間が多様な趣になるのと同様に、庭もさまざまな植物によって装いを変えることができます。そこで、おすすめの樹木をピックアップしました。

まずは、「シネマトリコ」。シンボルツリーとして活用されることが多く、庭の中心となる樹木です。直射日光に強く、乾燥しやすい場所に植えても問題ありません。続いて「イロハモミジ」。とても存在感のある樹木です。コーナーや坪庭に1本植えるといったイロハモミジだけの空間をつくってあげると、その良さが引き立ちます。最後は「オリーブ」。時期を問わず通年葉をつけるため、インテリアとして室内で育てる方も多いですが、寒さや乾燥に強いため屋外でも丈夫に育ちます。繊細な葉や凛々しい枝ぶりなどが評判で、大きくなったオリーブの木を家の目隠しにする方もいらっしゃいます。

樹木や草花で華やかさをもたせた庭は、心落ち着く空間となるでしょう。夜はライトアップして、幻想的な演出を楽しむのもおすすめです。照明器具やその配置、また光の当て方で、多種多様な表情をつくり出せます。庭に植える樹木を考えるときは、ライトで照らされたときの光景も併せて考えると自慢のエクステリアが実現するでしょう。

さまざまな暮らしのヒントが、ルカーサデザイン ショールームには詰まっています。ボタニカルインテリアの使い方や見せ方、機能性と美観を伴ったエクステリアの提案も可能です。ぜひ一度足を運んでみてください。

Architect Interview

大松 篤郎 西川 大祐
LUCASA DESIGNHEAD OFFICE・杉並ショールーム

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